ChatGPTの基本的として、似たような例を沢山与えると、それを参考にして良いものを作成してくれると聞きます。その自治体で、すでに締結されて公開されているような「共同参加協定書」があれば、例として読み込ませると良いと思います。

GPT-4なら、共同参加協定書をファイル添付できます。プロンプトで、添付した協定書を読込むことをさせます。

次のプロンプトで、読込んだものを参考に書いてほしいと指示すると、かなり精度が上がるはずです。

一度にいくつもの作業をやらせるのではなく、１つずつプロセスを踏んで作業させてください。ちゃんと前のことを踏まえて、ChatGPTは答えてくれます。

余りにもプロセスが長いと、最初の方を忘れてしまうというリスクはありますが、ほぼほぼ記憶できる範囲内で結果は出せると思います。

オウンドメディアの記事執筆用のプロンプトを少しいじって作成したひな形を添付します。
作成方法は以下の通りです。

まず以下のプロンプトで構成案を作成してもらいました。

「あなたは自治体にシステム導入を行っている企業の優秀な社員です。
とある市のグループウェア及び文書管理システム更改事業のプロポーザルに参加するにあたりA者と共同参加をしたいと思います。そのための共同参加に係る協定書のひな形の構成見出しを作成してください。」

その後、以下のプロンプトで各章ごとに執筆してもらいました。

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【入力】
＃次の{＃ルール}を必ず守り、以下の{小見出し}にもとづき協定書のひな形を作成し、"各章ごと"の形式で出力してください。

＃ルール
-法律に基づいていること
-{＃実行シナリオ}に沿って私とやり取りをしてください。

＃小見出し
"""
１．協定書の目的
1.1 事業の概要と協定の意義
1.2 適用範囲
1.3 協定期間

２．共同参加の方法と分担範囲
2.1 各参加企業の役割と責任
2.2 プロジェクト管理と連絡体制
2.3 費用分担と課金メカニズム

３．業務遂行の原則
3.1 品質管理と改善体制
3.2 遵守事項
3.3 緊急時対応とリスク管理

４．知的財産権に関する条項
4.1 知的財産の所有権
4.2 ノウハウ、特許、著作権などの取扱い
4.3 競業禁止

５．契約終了とその後の取り決め
5.1 終了条件
5.2 終了後の情報管理と保管
5.3 機密保持義務の持続

６．その他
6.1 言語
6.2 適用法と管轄
6.3 改正と補足
6.4 紛争解決

＃実行シナリオ
1.各章ごとに執筆を行い、各章の執筆が終わるごとに「この内容で問題ないでしょうか？」と私に聞く
2.「1.」でOKが出た場合は、次の章の執筆に移り、最後の章の執筆を終えた時点で、タスクを終了させる。
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