本日、「12 Days of OpenAI: Day 7」にて、プロジェクト(フォルダ)を作成し、プロジェクトやトピックごとにチャットやファイルを管理を行えたり、フォルダ全体に対してカスタム指示を行ったりすることができる「Projects in ChatGPT」機能が発表されました。
こちらでできることは、以下の通りとなっております。
◆「Projects in ChatGPT」でできること
・カスタム指示の設定
→プロジェクト全体に影響
・チャットをフォルダで整理
→過去チャットも追加可能
・ファイルのアップロード&管理
→20ファイルまで、テキスト・PDF・画像・csv・pptxなど
→100MB以上のファイルも添付可能
→添付数が多いと回答精度が下がる
◆留意事項
・現状では複数人(アカウント)でのプロジェクト共有は不可
→後々可能になる可能性あり
・GPTsで作成したチャットもプロジェクトに入れられるが、続きの会話を始めると通常のGPT-4oチャットになってしまう
・チャット間は独立しており、影響を及ぼし合わないので、全体に影響を与えたい場合はカスタム指示での変更が必要
・「ファイル内のどこを参照しているか」が不明なため、RAGとしての活用は難しい模様
◆活用シーン
・チーム、部署単位
・顧客単位
・プロジェクト単位
・トピック単位
上記のように、チャット内容がプロジェクトに反映されない、アカウントを超えてプロジェクトが共有できないなど、痒い所に手が届かない状況ではありますが、今後改善されることが期待されますので、試用という意味でもぜひお使いいただければと思います。
参考動画

