Open Interpreterとは？

Open Interpreterとは？

Open Interpreterは、GPT-3.5 turbo、GPT-4、Code Llamaなどの大規模言語モデル（LLMs）を活用して開発されたオープンソースのツールです。

ChatGPTの「Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)」では実行できない「Python」「Bash」「Shell」「JavaScript」などのプログラミング言語のコードを自然言語の対話を通してローカル環境で実行できます。

このツールの最大の特徴は、ChatGPTの「Advanced Data Analysis」と違いローカル環境で動くため、ファイル容量やネット接続への制約がなく、ChatGPTの「Advanced Data Analysis」より幅広い使い方ができます。

そのため、Open Interpreterを使うことでプログラミングの知識がなくとも、Chromeブラウザでのリサーチ、大量データの分析、動画/画像/PDFの生成・編集など多岐にわたる作業をチャット形式で簡単に行うことができます。

Open Interpreterの特徴

• 動作環境
  クラウドとローカル環境の両方で動作するため、インターネットへのフルアクセスが可能です。外部APIやデータベースに自由にアクセスでき、プロジェクトの柔軟性が大幅に向上します。
  
  
• パッケージとライブラリの選択肢
  任意のパッケージやライブラリを使用できます。特定のプロジェクトに最適なツールを選べるという点で非常に価値があります。
  
  
• 制限のない実行時間とファイルサイズ
  実行時間やファイルサイズに制限がありません。大規模なデータ分析や計算処理もスムーズに行えます。
  
  
• セキュリティの確保
  コードを実行する前にユーザーの確認が必要です。不正なコードの実行を防ぐことができ、安全性が高いです。
  
  
• 多様なプログラミング言語に対応
  Open InterpreterはPythonだけでなく、JavaScriptやBashなどもサポートしています。多言語でのプログラミングが可能であり、より多くの用途に対応できます。

Open Interpreterの利用場面

Open Interpreterは、有り体にいうと”プログラミング言語に特化したローカルのChatGPT”のようなものなので、ChatGPTでできることはおおよそOpen InterPreterでもできます(画像生成は不可)。

CECでの利用想定場面としては、

1. ChatGPTの反応が遅い(障害で利用できない)
2. 規定時間内のメッセージ数制限に達してしまった
3. Python以外のプログラミング言語を利用したい

などが挙げられます。