【初心者向け】ChatGPTの使い方②~活用編~

ここではChatGPTの具体的な活用方法ついて解説していきます。
プロンプト(指示文)例も記載していますが、プロンプトは“丁寧語”であるほうが精度が上がるといわれています。

文章の作成・添削・要約

「○○について記事を作成してください」と指示するだけ、その内容の記事を作成してくれます。その際に、“小学生でもわかるように”や“専門家として”などロールを与えることで、生成される文書のレベルを変えることができます。また、文章を添付することで添削や要約をしてくれます。

プロンプト例

  • 「添付のメール文について添削してください」
  • 「添付の議事録を要約してください」
  • 「ネットワークの仕組みを小学生にもわかるように説明してください」

情報収集

「○○についてまとめてください」と指示するだけで、その内容についてまとめてくれます。「SerchGPT」機能を使うことで、インターネット上の情報を参照させてまとめさせることも可能です。情報収集で活用する際は、ハルシネーションの可能性が高くなるため、必ず“ファクトチェック”を行ってください

プロンプト例

  • 「ExcelのVLOOKUP関数の使い方を教えてください」
  • 「自動車産業にに関連しそうな業種をまとめてください」
  • 「先週1週間の日本でのトピックスをまとめてください」

アイデア出し

企画を行う際のアイデアの壁打ち相手として使うこともできます。面白い使い方としては、GPTに一人二役をやらせることで、より確度の高い案を捻出させることができます。

プロンプト例

  • 「社内の親睦イベントの案を5つ考えてください」
  • 「○○の案において、効果的なアプローチを考えてください」
  • 【詳細例】「新規事業についてA,Bに分かれ議論します。Aは複数事業を提案します。Bはその案に対して”①実現可能性、②新規性、③顧客のためになっているか”の3点から批評を行います。Aはそれを受けて、事業案を練り直し、再度提案してください。」

コード生成

言語を指定してソースコードを書かせたり、既存コードのデバッグやエラーの修正などをさせることが可能です。また、多言語への移植も簡単に行えます。

プロンプト例

  • 「以下の入力コードのエラーを修正してください。」
  • 「以下の要件に従ったPython関数を作ってください。」
  • 「以下のコードをC#に移植してください。」

画像生成

作成してほしい画像のイメージを伝えることで、画像を生成してくれます。イメージは詳細であればあるほど、求めているものに近い画像が得られます。また、出力される画像のサイズを指定することも可能です。

プロンプト例

  • 「販売管理についての記事のサムネイル画像16:9のサイズで作成してください」
  • 「提案資料に載せる”営業が商品を提案しているイラスト”を作成してください」
  • 【詳細例】「近未来の街を描画してください。そこは、高層ビルが複数立ち並び、空を飛ぶ車が行きかい、人々はヘッドマウントディスプレイをつけて歩いています。ビルは左右に際立って高いものがあり、真ん中には右上から左中腹にかけてチューブのようなアーケードがあります。これを写実的に描画してください。」

【初心者向け】ChatGPTの使い方③~応用編~に続く

目次