ここではChatGPTの具体的な活用方法ついて解説していきます。
プロンプト(指示文)例も記載していますが、プロンプトは“丁寧語”であるほうが精度が上がるといわれています。
文章の作成・添削・要約
「○○について記事を作成してください」と指示するだけ、その内容の記事を作成してくれます。その際に、“小学生でもわかるように”や“専門家として”などロールを与えることで、生成される文書のレベルを変えることができます。また、文章を添付することで添削や要約をしてくれます。
プロンプト例
- 「添付のメール文について添削してください」
- 「添付の議事録を要約してください」
- 「ネットワークの仕組みを小学生にもわかるように説明してください」
情報収集
「○○についてまとめてください」と指示するだけで、その内容についてまとめてくれます。「SerchGPT」機能を使うことで、インターネット上の情報を参照させてまとめさせることも可能です。情報収集で活用する際は、ハルシネーションの可能性が高くなるため、必ず“ファクトチェック”を行ってください。
プロンプト例
- 「ExcelのVLOOKUP関数の使い方を教えてください」
- 「自動車産業にに関連しそうな業種をまとめてください」
- 「先週1週間の日本でのトピックスをまとめてください」
アイデア出し
企画を行う際のアイデアの壁打ち相手として使うこともできます。面白い使い方としては、GPTに一人二役をやらせることで、より確度の高い案を捻出させることができます。
プロンプト例
- 「社内の親睦イベントの案を5つ考えてください」
- 「○○の案において、効果的なアプローチを考えてください」
- 【詳細例】「新規事業についてA,Bに分かれ議論します。Aは複数事業を提案します。Bはその案に対して”①実現可能性、②新規性、③顧客のためになっているか”の3点から批評を行います。Aはそれを受けて、事業案を練り直し、再度提案してください。」
コード生成
言語を指定してソースコードを書かせたり、既存コードのデバッグやエラーの修正などをさせることが可能です。また、多言語への移植も簡単に行えます。
プロンプト例
- 「以下の入力コードのエラーを修正してください。」
- 「以下の要件に従ったPython関数を作ってください。」
- 「以下のコードをC#に移植してください。」
画像生成
作成してほしい画像のイメージを伝えることで、画像を生成してくれます。イメージは詳細であればあるほど、求めているものに近い画像が得られます。また、出力される画像のサイズを指定することも可能です。
プロンプト例
- 「販売管理についての記事のサムネイル画像16:9のサイズで作成してください」
- 「提案資料に載せる”営業が商品を提案しているイラスト”を作成してください」
- 【詳細例】「近未来の街を描画してください。そこは、高層ビルが複数立ち並び、空を飛ぶ車が行きかい、人々はヘッドマウントディスプレイをつけて歩いています。ビルは左右に際立って高いものがあり、真ん中には右上から左中腹にかけてチューブのようなアーケードがあります。これを写実的に描画してください。」
【初心者向け】ChatGPTの使い方③~応用編~に続く
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